私の作曲法(2)

今まで、曲中のコードを、それぞれの小説の1拍目にまとめて和音を鳴らすことによって、ほとんど表現してきました。
私のホームページ上の曲を聴くと分かると思います。
・聴き手にわかりやすい。
・和音が伸びている間、アタック音がないのでとてもクリアに聴こえる。
・メロディーを邪魔することが全くといっていいほどない。
などの利点があってそうしてきました。そして私はこのやり方が習慣化してしまい、新しいコードの表現方法を考えようとせずにいたことに最近気づきました。
コードの響き、進行自体は新しいものや、フュージョンに近い感じを追求してはいましたが、それをどのようにして響かせるか。についてあまり考えていなかったということです。
かつてステレオ録音できていなかったときの自分は、曲中のコードをピアノの初歩的な練習曲の「ドミソミ ドミソミ シレソレ シレソレ」のように表現すると、メロディーとごちゃ混ぜになってしまうことを、嫌がっていました。しかし、もう今はステレオ録音ができ、パンを使って左右のスピーカに音を割り振れば、ごちゃ混ぜになる心配はなくなるのです。
曲を作るとき、色々な要素について工夫を凝らすことができるのは面白さの一つだと思います。
これからは和音の響かせ方を工夫するなどして、立体構造が面白いと思えるような曲も作っていきたいと考えています。

癒しの音楽だけでなく、一般的なインストゥルメンタルも公開しています。

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1時間使って、実験的に曲を作ってみました。
不気味な曲ですが、和音の響かせ方、
打楽器の使い方を工夫しました。